
旭化成は同社発のスピンアウトベンチャー企業、ULTEC(名古屋市)を設立したと発表した。従来の自社による設備投資や技術開発による事業化ではなく分離・独立させた非連結のスタートアップとして、確立した市場がない先進テーマに取り組む。深紫外線レーザーダイオード技術などの開発や事業化を目指す。
深紫外線レーザーダイオード技術は旭化成研究・開発本部と名古屋大学の天野・本田研究室との間で2017年から共同研究してきた。ケミカル・バイオ計測機器や殺菌用途で注目され、将来的な市場形成が期待されるという。
事業化に向け、ULTECを設立して同社に旭化成の技術をライセンスすることで意思決定を速める。経済産業省の「大企業等人材による新規事業促進事業」を利用するいわゆる「出向起業」で、旭化成従業員がULTECに出向し役員となって運営する。名大の研究設備などを活用し社外と連携する事業モデルにより社会実装を進める。
深紫外線レーザーダイオードのほか遠紫外線発光ダイオード(LED)、深紫外線センサー、高耐圧パワーデバイスなどの開発・事業化を進めるとしている。
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