
居酒屋「鳥貴族」を展開するエターナルホスピタリティグループは12日、2026年7月期の連結純利益が前期比7%増の18億円になる見通しだと発表した。国内では原材料価格や人件費の上昇で収益が圧迫されるが、米国や中国を軸に海外で多店舗を展開し増収増益を確保する。年間配当は前期と同額の46円を見込む。
売上高は13%増の523億円、営業利益は1%増の31億円を見込む。25年2月に初進出した中国・上海では26年末までに計24店舗の新規出店を予定するなど、海外店舗が業績をけん引する。国内でも手薄だった地方都市への出店を急ぐ。
同時に発表した25年7月期の連結決算は、純利益が前の期比19%減の17億円、売上高が11%増の463億円だった。既存店売上高は6%増、客数も5%増えて集客が堅調だった。一方、食材や飲料などの原材料高の影響で増収減益となった。海外進出に伴う開業準備費用も重荷となった。
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