日本航空の国際線の男性機長(64)が滞在先で過度な飲酒をした問題で、日航は17日、鳥取三津子社長をはじめ全取締役・執行役員ら計37人の報酬を減額する処分を決めたと発表した。また、飲酒した男性機長を11日付で懲戒解雇したことも明らかにした。
日航によると、鳥取社長が月額報酬を2カ月間30%減、安全統括管理者の中川由起夫常務と南正樹運航本部長が1カ月間20%減、残る取締役と執行役員34人は同10%減。
昨年末にも機長による飲酒問題で、鳥取社長ら役員8人を処分していた。
日本航空の鳥取三津子社長=10日、東京都千代田区
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