記者会見する岩屋外相(12日、外務省)

岩屋毅外相は17日、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザの中心都市ガザ市での地上侵攻を「許容できず、強く非難する」と表明する談話を出した。イスラエルを含むすべての当事者に対し、交渉に立ち戻るよう求めた。

イスラエルに対しては、ガザの深刻な人道危機を終わらせるための「実質的な措置」を講じ、国際法を順守するよう要求した。

「イスラエルと将来の独立したパレスチナ国家が平和かつ安全に共存する『2国家解決』を一貫して支持する」と訴えた。イスラエルの軍事行動が「2国家解決」の前提を崩しかねないとして「強い危機感」を訴えた。「2国家解決」に逆行する行為の即時停止を要請した。

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