【詳細】ロシア ウクライナに軍事侵攻(9月17日の動き)

ウクライナ政府“米の兵器供与 新たな枠組み動き始める”

NATO=北大西洋条約機構の加盟国を通じてアメリカがウクライナに兵器を供与する新たな枠組みが動き始めたとウクライナ政府が明らかにしました。

アメリカのトランプ大統領はことし7月、NATOの加盟国を通じて防空システム「パトリオット」をはじめとするアメリカ製の兵器をウクライナに供与すると明らかにしました。

NATOの加盟国は費用を負担してアメリカから兵器を購入し、ウクライナに供与するとしています。

これについてウクライナ外務省のティーヒー報道官は17日、兵器を供与する新たな枠組みが具体的に動き始めたと明らかにし、NATO加盟国による継続的な支援に期待感を示しました。

また、ゼレンスキー大統領は会見でこの枠組みを通じて最初に供与されるものの中には、「パトリオット」に使うミサイルなどが含まれると明らかにしました。

ウクライナでは今月7日にかけてのロシア軍によるミサイルや無人機による過去最大規模の攻撃で首都キーウにある政府の庁舎が被害を受けていて、新たな兵器供与の枠組みを通じて防空体制の強化をはかりたい考えです。

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