南米・ボリビアにある刑務所の屋上にずらりと並び、声を上げていたのは受刑者たち。

さらに、門に押し寄せ、今にも壊して外に出そうな勢い。
脱走しようとしているのでしょうか。

実はこの暴動、受刑者たちが手にしているあるものと関係していました。

屋上でも、門の前でも、鍋のふたを持っています。

横断幕には「6カ月間、食料手当なし、空腹はつらい、平和的に抗議する」と書かれています。

政府から提供されるはずの食費が、6カ月もの間、支払われていないというのです。

受刑者:
ここは非常事態に陥っている。食と健康を軽視してはいけない!

刑務所の前には、暴動を聞きつけた受刑者の親族も集まってきました。

受刑者の親族:
彼らはつらい時間を過ごしているんです。

この抗議活動の数時間後、警察が刑務所を制圧。
けが人はいないということです。

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