台湾東部の花蓮県で23日、台風18号の接近に伴う大雨の影響で湖があふれ、水や土砂が下流周辺の市街地に流れ込んだ。台湾の消防当局によると、2人が死亡し、30人が行方不明になっているという。
台湾の中央通信社などによると、同日午後2時30分(日本時間同3時30分)ごろ、同県中部にある湖の水があふれた。河川の下流にかかる橋が流されたほか、市街地でも建物の1階部分が冠水するなどした。軍のトラックを含む多数の車両が流される被害も出ているという。湖からは計6千万トンの水が流出したとみられている。
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