
フランスで演説するEUのフォンデアライエン欧州委員長=10日(ロイター=共同)
【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は24日、子どもを対象に交流サイト(SNS)の利用制限を検討する意向を表明した。EUとして規制の在り方を研究するため、専門家を交えて議論を進める。 フォンデアライエン氏は訪問先の米ニューヨークでの講演で、中毒性のある設計や、いじめといったSNSの課題に触れ「次世代を守るのは私たちの責務だ」と強調した。喫煙や飲酒、成人向けコンテンツへのアクセスと同様に、SNSの利用にも年齢制限が必要との考えを示した。 世界ではオーストラリアが16歳未満のSNS利用を禁じる世界初の法律を今年12月に施行する。フォンデアライエン氏はオーストラリアの取り組みを称賛した上で「私たちは世界をリードする事例に注目し、学び続けたい」と強調した。 SNSを巡っては、日本でも子どもが利用を通じて性犯罪に巻き込まれる事例が後を絶たず、社会問題化している。年齢や性別を偽り、悩みを聞くなどして信頼を得てから性加害に及ぶ巧妙な手口も散見され、規制の機運が高まっている。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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