北朝鮮の金正恩総書記がアメリカ軍と韓国軍の合同軍事演習を批判しました。

19日付の労働新聞は金総書記が18日から始まった米韓合同軍事演習について「最も敵対的で対決的な意思を示す態度表明」だとした上で、「地域の平和と安全を破壊する」と批判したと報じました。

金総書記は2025年4月に完成した5000トン級の新型駆逐艦の運用試験を視察し「米韓が演習で核の結びつきを強めようとしている」と主張しました。

その上で、海軍の核武装計画を一層押し進める考えを示していて、北朝鮮は2026年10月までに3隻目の同型艦を建造する方針を示しています。

一方、南北の対話を掲げる韓国の李在明大統領は、この演習について「緊張を高める意図はない」と強調していますが、北朝鮮は従来通り、強く反発しています。

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