ウクライナのゼレンスキー大統領は29日、ポーランドの首都ワルシャワで開かれた安全保障に関する会議にオンラインで参加して演説を行いました。
この中で、ゼレンスキー大統領はヨーロッパでロシアによる領空侵犯が相次いでいることを受けて「ポーランドやパートナーの国とともにロシアの脅威に対抗するため、信頼できる共同の盾を作ることを提案する」と述べました。
その上で「ウクライナは、あらゆる種類のロシアの無人機やミサイルに対抗でき、この地域の国々が協力すれば、十分な兵器と生産能力を確保できる」と述べ、各国と連携してヨーロッパの防空体制の強化に力を入れたいと強調しました。
また「ロシアがバルト海で、タンカーから無人機を飛ばしている可能性を示す証拠がますます増えてきている」と述べた上でバルト海でロシアのタンカーの航行を規制する必要があると訴えました。
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