【エルサレム共同】「私たちを地獄から救って」。トランプ米政権が公表したパレスチナ自治区ガザの和平計画について、長引く戦闘に苦しむガザ住民から30日、イスラム組織ハマスに受け入れるよう求める声が上がった。イスラエルと米国への根強い不信感をうかがわせる住民もいた。 「ハマスは戦闘終結と、住民の苦しみを終わらせることを最優先にしなければならない」。ガザ南部ハンユニスで避難生活を送るハレドさん(48)が電話取材に訴えた。腎機能障害があり、5~11歳の子ども4人を抱える。「非常に疲れている。食料を見つけられず、避難を強いられている」と嘆いた。 ガザ戦闘は10月で開始から2年。ハレドさんは「(ハマスが)この機会を無駄にするなら住民は決して許さない」と訴え、イスラエル軍によるさらなる激しい攻撃にもつながりかねないと危惧した。 中部デールバラハに避難するアブドラさん(32)は、イスラエルと、後ろ盾の米国を「完全には信頼できない」と話した。
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