9月30日、フィリピン・セブ島で、地震の被害を受けた通り=ゲッティ共同

【マニラ=共同】米地質調査所(USGS)によると、フィリピン中部セブ島カラペから東南東に11キロの海域で9月30日午後9時59分(日本時間同午後10時59分)ごろ、マグニチュード(M)6.9の地震があった。同国の災害対策当局は10月1日、60人の死亡を確認したと明らかにした。犠牲者は増える恐れがある。

林芳正官房長官は1日の記者会見で「現時点において邦人被害に関する情報には接していない」と述べた。

震源の深さは約10キロ。地元メディアは、揺れが強かった地域で、バスケットボールの試合中に体育館が倒壊したと報じた。教会が半壊したとの情報もある。

フィリピンは地下でプレート(岩盤)が別のプレートに沈み込むエリアに位置し、日本と同様に地震が多い。2013年に南部ボホール島で起きたM7.1の地震では200人以上が死亡した。

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