北朝鮮の金正恩総書記が中国の建国76年に合わせ習近平国家主席に「戦略的な協力を緊密にしていく」として、連携強化を強調する祝電を送ったと北朝鮮メディアが1日、報じました。

金総書記は祝電で、中朝関係について「国際情勢がどう変化しても、伝統的な親善を絶えず深化・発展させることは、朝鮮労働党と政府の確固不動の立場」だとした上で、「戦略的な意思疎通と協力を緊密にしていく」と強調しました。

また北朝鮮メディアは中国を訪問していた崔善姫外相が9月30日、北朝鮮に戻ったことも報じました。

崔外相は中国で李強首相などと会談し、アメリカを念頭に中朝の連携を強化することなどで一致していています。

北朝鮮では今月10日に朝鮮労働党創建80年を迎えるのに合わせ大規模な式典が開かれるとみられていて、中国からも要人を招き友好関係を誇示する可能性があります。

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