インドネシアの東ジャワ州にあるイスラム寄宿学校で9月29日に礼拝堂が倒壊し、現地の災害対策当局は1日までに、3人が死亡し、生徒91人ががれきの下敷きになっている可能性があると発表した。がれきの下に生存者がいるとの情報もあり、軍や警察が救助活動を急いでいる。
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当局によると、負傷者は約100人に上る。事故当時、建物の4階部分でコンクリートの打設工事が行われており、礼拝中の生徒や建設作業員らが巻き込まれたという。AP通信は、事故にあった生徒は多くが12~18歳の男子学生だったと伝えた。建物は元々2階建てで、さらに2階分を無届けで増築していたという。
当局は、建築資材の重さに建物の基礎部分が耐えられなくなり、上層階が重なるように崩れる「パンケーキクラッシュ」と呼ばれる現象が起きたとみて調べている。
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