米政府閉鎖のため入場停止となったことを伝えるワシントン記念塔の張り紙=1日、ワシントン(共同)
【ワシントン共同】米政府機関が1日、予算切れにより一部閉鎖になった影響で、首都ワシントンのホワイトハウス近くの観光名所も入場停止となった。閉鎖期間の長期化による影響拡大が懸念される中、トランプ政権は支出の効率化のため職員解雇に踏み切る可能性を示し、野党民主党に譲歩を迫った。 国立公園局が管理するワシントン記念塔(高さ約169メートル)は、塔内への入場口が閉まったままで「政府閉鎖のため当面、利用を停止します」との張り紙が掲示された。 観光で訪れた東部マサチューセッツ州の保安官ジェーソン・ファロさん(58)は「残念だ。各党は政府閉鎖を自分たちの利益のため利用すべきではない」と述べ、国民を巻き込む政党間対立に苦言を呈した。 一方、バンス副大統領はホワイトハウスで記者会見し「閉鎖が続けば、職員の解雇を余儀なくされるだろう」と強調。レビット報道官は「解雇は差し迫っている」と補足し、政府機関の再開後の復帰を前提とした現在の一時帰休よりも、踏み込んだ対応を取る可能性を指摘した。
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