アメリカ人の約3人に2人が政治的な分断が深刻で、国の問題を解決できない程度に達していると感じていることがわかりました。
ニューヨーク・タイムズなどは2日有権者1300人以上を対象に行った世論調査を公表しました。
それによりますと、アメリカ人の3人に2人に上る64%が政治的な分断があまりにも深刻で、国の問題を解決できない程度に達していると感じていることがわかりました。
これは42%だった2020年の調査から20%以上の増加です。
さらに、アメリカを民主主義国家だと思うと答えた人は55%にとどまり、そうは思わないと答えた人は41%に上りました。
アメリカが直面している最重要課題については、「経済」が最多の16%で「分断や対立」が2番目の13%と急上昇していて、移民問題やインフレを上回りました。
トランプ大統領に対する評価も割れていて、「混乱と無秩序を収めている」と答えた人は42%「混乱と無秩序を生み出している」と答えた人は53%に上りました。
ニューヨーク・タイムズは、「政府機関の一部閉鎖をめぐる政治の分断が、国民の否定的な感情をさらに強める可能性が高い」と指摘しています。
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