中国では10月1日から延べ23億人以上の大移動が予想されている国慶節の大型連休がスタート。

中国国内のイベントにも、歩道が埋め尽くされるほど多くの人が集まる中、2日に湖南省で行われた花火とドローンのショーで、まさかの事態が起きました。

ショーが行われていたさなか、花火の破片が観客席に次々と落下。

さらに、落下後に可燃物に引火し、火災も発生しました。

事故が起きたのは、中国有数の花火生産地の湖南省劉陽市です。

現場で撮影された映像には、参加者のすぐ近くに火が付いたままの破片が降り注ぐ様子や、集まっていた多くの観客が慌てて避難する様子、椅子を持ち上げ必死に頭を守ろうとする人も確認できます。

地元メディアによりますと、現場に待機していた消防隊が消火に当たり、数分で鎮火したといいます。

また、けが人などもなく、翌日のショーは予定どおり開催されました。

この事故について中国のSNSでは、「もっと広いところで行なうべきだった」「火の粉が人に当たった」などの投稿があり、運営への批判の声が上がっています。

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