2025年のノーベル生理学・医学賞に、大阪大学の坂口志文特任教授が選ばれました。
坂口さんは滋賀県出身の74歳で、ウイルスなどから体を守る免疫が暴走するのを抑える「制御性T細胞」を発見し、2015年には医学分野でノーベル賞の登竜門と呼ばれるガードナー国際賞を受賞しています。
坂口さんは1977年、京都大学大学院を中退し、愛知県がんセンターで研究を始めていて、愛知で研究者としての礎を築きました。
日本出身者のノーベル賞は、2021年に物理学賞を受賞した真鍋淑郎さん以来4年ぶり29人目。また、ノーベル生理学・医学賞を受賞した日本人は、本庶佑さんに続いて史上6人目です。
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