アメリカのトランプ大統領は18日、ホワイトハウスで行われたウクライナのゼレンスキー大統領とヨーロッパの首脳などを交えた会合で、停戦後のウクライナへの安全の保証をめぐり、ヨーロッパが主体となり、アメリカが支援していく枠組みになるという考えを示しました。

これについて、トランプ大統領は19日、FOXニュースの電話インタビューに応じ、「アメリカ軍がウクライナの国境を守るために地上部隊を出すことはないという保証はあるのか」と問われると「保証する。私は大統領だ」と述べ、アメリカ軍の地上部隊を派遣することはないと明らかにしました。

その上で「ヨーロッパ各国は地上部隊を派遣する用意がある。われわれは特に航空面などで支援する用意がある。われわれのような装備を持っている国はほかにないからだ」と述べ、ヨーロッパ各国が地上部隊を派遣してアメリカは航空面などで支援する枠組みになる可能性を示しました。

こうした安全の保証の枠組みをめぐって、ウクライナのゼレンスキー大統領は18日、詳細は10日以内に決まるという見通しを示していて、引き続き協議が行われるとみられます。

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