パレスチナ自治区ガザで戦闘が始まってから2年がたった7日夜、イスラエルの軍事行動に抗議し、パレスチナに連帯を示すデモが東京都渋谷区で開かれた。市民団体などで構成する「パレスチナに平和を!緊急行動」が主催。在日パレスチナ人や支援者らなど、参加した約1400人(主催者発表)がパレスチナの旗やプラカードを掲げ、国連大学前からJR渋谷駅周辺までデモ行進した。「ガザに自由を」「ジェノサイドを止めろ」などと声をあげ即時停戦を求めた。
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主催者のひとりで、ガザ出身のハニン・シアムさん(28)は「この瞬間にも同胞が殺されている。病院や学校が爆撃され、多くの人が死んでいる。これが2年も続いている。悪夢でしかない」と話した。日本で暮らす人たちに対して、「今日、この抗議活動に来た全ての人々が希望です。パレスチナで起きていることに関心を持ち続けてほしい」と訴えた。
ガザ保健省は7日、23年10月7日の戦闘開始以来、6万7173人が死亡し、16万9780人が負傷したと発表している。
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