ロシアのプーチン大統領は9日、アゼルバイジャンのアリエフ大統領と会談し、昨年12月に起きたアゼルバイジャン航空機の墜落について、「恐らく(ロシアの)ミサイルの破片で損傷した」と述べ、ロシア側の責任を初めて明確に認め、被害を補償する考えを明らかにした。
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プーチン氏は原因について、「2発のミサイルは航空機に命中せず、約10メートルの距離で爆発した」と発言。「ロシアは補償を行い、すべての関係者の行為を法的に評価する」と述べた。
アゼルバイジャン航空機は昨年12月25日、ロシア南部の空港に向けて飛行中に機体が損傷し、カザフスタンで墜落した。アリエフ氏はすぐに「撃墜された」とロシア側を非難。プーチン氏は「悲劇的な事件が起きた」と謝罪したが、責任は認めず、両国の関係が急速に悪化していた。
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