スーダン西部のファシェルでは内戦の被害が拡大している(7日、難民センターを狙った砲弾の残骸)=ロイター

【カイロ=共同】国軍と準軍事組織、即応支援部隊(RSF)の内戦が続くアフリカ・スーダン西部で10〜11日、RSFが避難民らが暮らすセンターを無人機などで攻撃し、少なくとも60人が死亡した。地元の活動家グループが発表した。

現場は北ダルフール州の州都ファシェル。地元メディアによるとファシェルには国軍の拠点があり、RSFは街を包囲状態に置いている。20万人以上の民間人が取り残されているとみられ、人道危機が深刻化している。

RSFは9月にもファシェルでモスク(イスラム教礼拝所)を無人機で攻撃し、70人以上が死亡したとされる。

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