黒煙とともに激しく上がる炎。アメリカで起きた小型機の墜落事故です。
その瞬間を防犯カメラが捉えていました。

現場はアメリカ南部テキサス州にある駐車場。
10月12日正午ごろに、空港から離陸した小型機が約90分後に墜落したのです。

その瞬間を捉えた映像には、両翼が垂直になった状態の機体が、駐車場に止まっていたトレーラーに突っ込む様子が映っていました。

当時、現場近くにいたという女性は「爆発、大きな爆発でした。ドーンという音がしました」と話しました。

そして、消火活動にあたった消防隊員が撮影した画像では、小型機に突っ込まれ大破したトレーラーの荷台部分が、ほぼ焼け落ちているのがわかります。

現地の消防によると、この事故により少なくとも10台のトレーラーが炎上したものの、発生から35分以内に鎮圧したということです。

地上にいた人の中に負傷者はいませんでしたが、小型機に乗っていた2人の死亡が確認されました。

アメリカでは、11日にカリフォルニア州のビーチでヘリコプターが墜落する事故が発生。
さらに13日には、マサチューセッツ州でも小型機が高速道路に墜落する事故が起きています。

いずれの事故も連邦航空局と国家運輸安全委員会が調査にあたっていますが、現地メディアは「政府機関の閉鎖により予算が制限されていて、明らかになっている情報はほとんどない」と報じています。

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