トランプ大統領がガザの和平を巡る首脳会合に出席し、停戦文書に署名しました。
エジプト東部シャルムエルシェイクで13日、ガザでの戦闘終結に関する首脳会合が開かれました。
会合には、ハマスとの協議を仲介したエジプトのシシ大統領ら20カ国以上の首脳級が出席し、パレスチナ自治政府のアッバス議長も参加しました。
一方、当事者であるイスラエルのネタニヤフ首相は出席を辞退し、イスラム組織ハマスは招待されませんでした。
トルコメディアは、エルドアン大統領がネタニヤフ首相の出席について強硬に反対したと報じています。
アメリカ・トランプ大統領:
この画期的な進展はガザでの戦争終結にとどまらず、美しい中東に新たな時代の幕を開くことになるだろう。
ガザ停戦文書に署名したトランプ氏は、中東全体の和平実現に向け「共に一歩を踏み出した」と強調しましたが、会合では和平案の「第2段階」への具体的な言及はありませんでした。
ハマス側は「第2段階」の条件とされる武装解除に否定的な姿勢を示していて、交渉が決裂すれば、イスラエルが戦闘を再開する可能性もあります。
こうした中、イスラエル軍は14日、ガザ北部で軍が撤収したラインを越えて不審な人物が部隊に接近したため、発砲したと明らかにしました。
地元当局によると、パレスチナ人5人が死亡したということで、停戦が続くのか不透明な状況が続いています。
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