カーク氏の妻エリカ氏(左)に自由勲章を手渡すトランプ氏=ロイター

【ワシントン=芦塚智子】トランプ米大統領は14日、9月に銃撃されて死亡した保守活動家のチャーリー・カーク氏に文民最高位の勲章である「大統領自由勲章」を授与した。トランプ氏は「彼は言論の自由、宗教の自由、強固な国境、非常に強く誇り高い米国のために闘った」と功績をたたえた。

トランプ氏はホワイトハウスの庭園「ローズガーデン」での授与式で、カーク氏の妻、エリカ氏に勲章を手渡した。

保守系団体「ターニング・ポイントUSA」を主宰し、2024年の大統領選でトランプ氏の若者の支持獲得に貢献したとされるカーク氏について「米国全体での歴史的な運動の指導者となった」と述べた。

「極左過激派の集団が、自分たちの思想や主張が誰も説得できないことを知り、暴力とテロという死に物狂いの手段に訴えている」と訴えた。

エリカ氏は14日がカーク氏の誕生日だったことに触れ「彼は自由が権利であると共に責任であると考えていた。自由とは、恐れることなく正しいことをする能力だと言っていた。彼はそのように生きた」と涙を抑えながら語った。

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