【ワルシャワ=共同】ポーランドの首都ワルシャワで開かれている「第19回ショパン国際ピアノ・コンクール」の3次予選の結果が16日発表され、東京都出身の桑原志織さん(30)、愛知県大府市出身の進藤実優さん(23)が本選進出を決めた。18〜20日に実施される本選は11人のピアニストで争われ、最終審査結果は20日深夜(日本時間21日朝)に判明する予定。

本選に進んだのは国別で中国が最多の3人、日本と米国がいずれも2人で、地元ポーランド、ジョージア、マレーシア、カナダがそれぞれ1人。福島県いわき市出身の牛田智大さん(26)は本選進出を逃した。

1927年に始まったショパン・コンクールは若手ピアニストの登竜門として知られ、原則5年に1度開催されている。

優勝経験者には世界的に著名なマルタ・アルゲリッチさんやスタニスラフ・ブーニンさんらが名を連ねる。1970年には内田光子さん、前回の2021年には反田恭平さんがそれぞれ2位に入っている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。