韓国の聯合ニュースによると、韓国の李赫(イヒョク)駐日大使は18日、新潟県佐渡市の世界文化遺産「佐渡島(さど)の金山」の労働者を追悼する韓国側独自の行事を11月下旬に佐渡市で開くとの見通しを示した。李氏は「11月24日あたりに佐渡島に行くことになるだろう」と述べたという。
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佐渡島の金山ではかつて朝鮮半島出身者らも働いていたことから、昨年7月の世界遺産登録にあたり、韓国側が「強制労働被害の現場だ」として反発。朝鮮半島出身者を含む全労働者の追悼行事を毎年開くことなどで、受け入れた経緯がある。
だが、韓国側は昨年も追悼式への日本側の対応が不十分だとして参加せず、佐渡市で独自に追悼行事を開催。今年も「追悼の辞」の内容について日本側との意見の隔たりが埋まらなかったとして9月に行われた追悼式には参加せず、独自の追悼行事を開催する方針を示していた。
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