停戦後のウクライナへの「安全の保証」をめぐっては、アメリカのトランプ大統領が、ヨーロッパ各国が地上部隊を派遣し、アメリカは、航空面などで支援する枠組みになる可能性を示していますが、詳細は明らかになっていません。

ゼレンスキー大統領は19日、永続的な平和は実現可能だという認識を示し「ウクライナへの『安全の保証』がそのカギになる」と述べました。

そのうえで「私たちは、有志連合のすべてのメンバー、特にアメリカとは具体的に保証の枠組みがどのようなものになるか活発に協議している」と述べ、アメリカやヨーロッパの各国と「安全の保証」の詳細について協議を始めていることを明らかにしました。

アメリカのニュースサイト アクシオスは19日、「安全の保証」に関する案を作成するためアメリカのルビオ国務長官がトップを務めるアメリカとヨーロッパ、ウクライナによる委員会が設立されたと伝えています。

アクシオスは、ウクライナの当局者の話として、今週末までに案がまとまる可能性を伝えていて、ウクライナに対してどのような「安全の保証」が提供されることになるのか関心が集まっています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。