21日、イスラエル中部キリヤトガトで記者会見するバンス米副大統領(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】バンス米副大統領は21日、訪問先のイスラエルで記者会見し、パレスチナ自治区ガザの停戦合意は「非常に順調だ」と誇示した。イスラム組織ハマスによる人質遺体の返還が遅れていることに関し「一夜では実現できない」と理解を示し、合意違反と反発するイスラエルに「忍耐」を求めた。脆弱な停戦合意を維持するよう双方に圧力をかけた。  22日にはイスラエルのネタニヤフ首相と会談する。全面攻撃を再開しないよう求めるとみられる。  ハマスは21日、新たに人質2人の遺体をイスラエルに返還した。ガザに残る人質遺体は13人になった。10日発効の和平計画「第1段階」は遺体を含む人質48人を13日までに引き渡す内容だった。  バンス氏は人質の遺体について「がれきに埋もれた人やどこにいるのか分からない人もいる」と説明。ハマスの非武装化に「期限は設けない」と述べ、計画に協力しなければ「壊滅させる」とも警告した。  また米中央軍が和平計画を監督するとされる「軍民調整センター」をイスラエル中部キリヤトガトに開設したと表明した。

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