【台北=共同】台湾の高等法院(高裁)は23日、中国に協力する武装組織の結成を計画したとして、台湾軍の元中将、高安国被告に懲役7年6月の実刑判決を言い渡した。中国による台湾封鎖に呼応して台湾で政府機関を攻撃し、臨時政府を成立させて中国との統一を果たす企てだったという。中央通信社が報じた。

判決は高被告が中国から資金提供を受けていたと指摘し、国家安全法に違反する罪だと認定した。ほかに5人の被告も有罪とした。武装組織の結成は未遂に終わったとしている。

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