20日、モスクワでヨルダン外相との共同記者会見で話すロシアのラブロフ外相(タス=共同)

 【モスクワ共同】ロシアのラブロフ外相は20日、ウクライナ和平実現に向けて米欧が検討するウクライナへの「安全の保証」提供について、ロシアや中国も参加するべきだとの考えを示唆した。国連安全保障理事会の常任理事国である米国、英国、フランス、ロシア、中国が参加する案が「良い事例」だと述べた。ウクライナは、ロシアによる再侵攻を防ぐために安全の保証を求めており、侵攻当事国ロシアの関与に反発するのは確実とみられる。  ラブロフ氏は、モスクワで開いたヨルダン外相との会談後の共同記者会見で、集団安全保障の問題をロシア抜きで解決することには賛同できないと強調。ロシアが参加しない議論は「どこにも通じない道」と米国も理解していると語った。  ラブロフ氏が「良い事例」として挙げたのは、侵攻後間もない2022年4月にロシアとウクライナが協議した和平案。安全を保証する国に米英仏中ロのほか、ドイツやトルコなどが含まれ、ロシアも同意していたと説明した。

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