小泉進次郎防衛相は24日、防衛省で米国のグラス駐日大使と面会した。高市早苗首相が同日の所信表明演説で安保関連3文書の前倒し改定の検討をすると打ち出したことを説明した。「防衛力の抜本的強化に向け、これまでにないスピード感で積極果敢に議論と決断をする」と主張した。

小泉進次郎防衛相㊨と米国のグラス駐日大使(24日、防衛省内)

防衛費を国内総生産(GDP)比2%にする目標を前倒しして2025年度内に達成する方針も伝えた。政府はこれまで目標を27年度に実現すると掲げていた。グラス氏は「日米同盟はこれまで以上に非常に強い」と語った。

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