
【ソウル=小林恵理香】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は30日、日本で高市早苗首相が就任したと初めて伝えた。高市氏について保守色の強い政治家と表現した。「右翼保守層を代弁する人物という評価を受けている」とも紹介した。
「政界入りした頃から右翼的な発言をしており、世間では強硬保守派と呼ばれてきた」と記した。高市氏が長年にわたり靖国神社を参拝してきたことや、憲法を改正して9条に自衛隊を明記するとの主張などをしてきたと指摘した。
労働新聞は高市氏が出馬した自民党総裁選についても伝えた。高市氏が自民党総裁に選出された後、自民党と公明党が連立を解消し、日本維新の会と協力することになったことについても説明した。
日本の政局を見守らなければならないとし「明白なのは日本の政界の右傾化方向は絶対に変わらず、さらに危険千万な道へと進むということだ」と主張した。
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