アメリカのトランプ大統領は31日、核兵器の実験を行う考えを改めて表明しました。
しかし、核爆発を伴う地下核実験が行われるかについては明言を避けました。

トランプ大統領:
我々は(核)実験を行う予定だ。他国がやるなら我々も行う。

トランプ大統領は10月31日、核兵器の実験を行う考えを改めて示しましたが、報道陣から「地下での核実験を近く再開するのか」と問われると「すぐにわかるだろう。何らかの実験をする」と述べ、明言を避けました。

アメリカは1992年を最後に核爆発を伴う核実験を行っていませんが、トランプ大統領が表明した実験が核爆発を伴う地下核実験を含むのか、核が搭載可能なミサイルの飛行試験を指しているのかは明らかになっていません。

こうした中、軍縮問題について話し合う国連総会の第1委員会は、日本が提出した核兵器廃絶決議案を賛成多数で採択しました。

しかし、2024年は賛成だったアメリカは今回棄権していて、核軍縮に対する姿勢の転換を示唆した形です。

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