ベラルーシ国防省は、ロシアとの合同軍事演習を9月に行うと発表し、戦術核兵器や新型ミサイル「オレシュニク」の運用訓練を実施すると明らかにしました。

ベラルーシのフレニン国防相は13日、ロシアとの合同訓練を9月12日から16日の日程で行い、演習のなかで核兵器の使用計画や最新型の中距離弾道ミサイル「オレシュニク」の運用訓練を実施することを明らかにしました。

「オレシュニク」をめぐっては、ロシアのプーチン大統領が1日、ルカシェンコ大統領との会談で年内にベラルーシに配備すると表明。ベラルーシ側は配備場所の選定を終え、受け入れ準備を整えています。

演習ではこのほか、防空戦や防衛戦、武装集団や偵察部隊との戦闘を想定した訓練などを予定しているということです。

この演習は両国が2000年以降、2年ごとに交互開催してきた定例の軍事演習で、今回はベラルーシで行われ、ベラルーシ軍参謀本部が指揮を執るということです。

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