2日、スイス・ジュネーブで、水銀問題への取り組みなどを発表する熊本県立水俣高の本山典美さん(左)と岩阪望央さん(共同)
【ジュネーブ共同】スイス西部ジュネーブで2日、水俣病の原因となった水銀が引き起こす問題への若い世代の関心を高めるイベントがあり、熊本県立水俣高(水俣市)の生徒2人が参加した。ジュネーブで3~7日に開かれる「水銀に関する水俣条約」の第6回締約国会議の関連イベントで、各国の若い世代の代表らと水銀問題の影響などについて意見交換した。 イベントは環境省や国連環境計画(UNEP)などが共催した。水俣高1年の本山典美さん(16)は、水俣病の原因企業チッソの子会社であるJNCの施設見学など「学校の授業を通して水銀について深く学び、新たな知識が増えた」とスピーチした。 2年の岩阪望央さん(16)は、全校生徒を対象にした水銀の意識調査を行ったことを紹介した。ガーナやボリビア、カナダの代表も登壇した。 水俣条約は2013年10月に採択され、17年8月に発効。現在、153カ国・地域が加盟する。締約国会議では、銀歯として虫歯治療に使われる「歯科用アマルガム」の禁止などが議論される。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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