日本政府は7日午後0時40分ごろ、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射された、と発表した。防衛省によると、すでに落下したとみられる。政府は、発射方向や落下が予想される地点の特定を急いでいる。

 高市早苗首相は7日正午過ぎ、首相官邸で記者団の取材に対し「先ほど北朝鮮が弾道ミサイルを発射した。我が国のEEZ(排他的経済水域)外に落下したとみられ、被害の情報は現在確認していない」と述べた。

 首相はその上で、「この事態を受け、12時38分頃、国民に対する情報提供、安全確認の徹底などの指示を出した。引き続き情報収集に努める」と説明した。

 韓国軍合同参謀本部は7日、北朝鮮が日本海上へ向けて弾道ミサイルを発射したと明らかにした。ミサイルの種類や飛距離は分かっていない。北朝鮮の弾道ミサイル発射は先月22日以来。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。