アメリカのトランプ大統領は6日、イスラエルとアラブ諸国の国交正常化を目指す「アブラハム合意」に、中央アジアのカザフスタンが新たに加わると発表した。
トランプ大統領:
カザフスタンが正式に合意したことを報告できることを大変嬉しく思う。
トランプ大統領は、ホワイトハウスでカザフスタンなど中央アジア5か国の首脳を招いた会合で発表した。
また、バンス副大統領も「合意の大きな推進力となる」と評価し今後、数か月のうちに他の国々も参加するとの見通しを示した。
カザフスタンは1992年にイスラエルと外交関係を結んでいて、ロイター通信は「今回の動きは象徴的な意味合いが強い」と伝えている。
また「イスラエルと関係が深いアゼルバイジャンやウズベキスタンなども、今後参加する可能性がある」とも報じている。
トランプ政権は、アブラハム合意の拡充によって中東和平の枠組みを広げたい考えで、カザフスタンの参加もその流れを後押しする可能性がある。
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