母親に連れられて来日したタイ国籍の少女が都内のマッサージ店で違法に働かされていた事件で、少女の親族が取材に応じ、悲痛な思いを語りました。

この事件は、東京・文京区の個室マッサージ店で12歳のタイ国籍の少女に性的なサービスを伴う接客をさせた疑いで経営者の男らが逮捕されたもので、警視庁は仲介業者を通じて人身取引が行われたとみて捜査しています。

少女の祖母は、「孫は電話で『家に帰りたい。学校に通いたい』と言っていた。とても悲しくて心配。娘のことも孫のことも」と話し、親戚は「母親が子供を強制するわけがない。そういうことをしないと信じている」と話しました。

親族によりますと、29歳の母親は首都バンコクで働いて家計を支えていましたが、2年ほど前から定期的に海外に行くようになったということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。