アメリカのトランプ大統領は12日、連邦政府再開に向けた「つなぎ予算案」に署名し、史上最長となった政府閉鎖の解消が決まりました。

アメリカ連邦議会下院は12日夜、政府閉鎖を終わらせる「つなぎ予算案」を可決し、その後、トランプ大統領が署名して予算案は成立しました。

これにより、史上最長となった政府閉鎖は43日間で終わりました。

法案は2026年1月30日までの予算を賄うもので、政府閉鎖中に行われた職員の解雇を撤回し、2026年1月30日まで解雇を禁じる内容も盛り込まれています。

政府閉鎖をめぐっては政府職員約70万人の給与支払いが停止し、航空管制官の不足で航空便の遅延が相次ぐなど混乱が深刻化していました。

一方、民主党が求めていた年末に期限が切れる医療保険制度いわゆる「オバマケア」の延長は結論が出ず、12月採決が行われる見通しです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。