ガザ北部ガザ市で、破壊された建物周辺に集まるイスラエル軍の車両=5日(AP=共同)
【エルサレム共同】ロイター通信は12日、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザで爆発物が仕掛けられた可能性があるトンネルにパレスチナ人を送り込み「人間の盾」として利用していたとの情報があり、バイデン前米政権が把握していたと報じた。複数の元米当局者の話として伝えた。事実であれば国際法違反に当たる恐れがある。 イスラエル首相府は13日、ガザの停戦合意に基づき、イスラム組織ハマスが赤十字を通じて新たに人質1人の遺体を引き渡したと発表した。身元が確認されれば、ガザに残る人質の遺体は3人になる。 ロイターによると、米側は昨年、イスラエル当局がパレスチナ人をトンネルに送り込んだ経緯を協議しているとの情報をつかんだ。トランプ政権に移行する直前のバイデン政権に報告され、情報機関が分析に当たったという。 国際人道法では、軍事行動中に民間人を人間の盾として利用することは禁じられている。イスラエル軍が違法行為を働いていた場合、軍に武器を供与する米国も責任を免れないため、当時の政府高官は深刻な懸念を示していた。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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