アメリカのトランプ大統領は19日、サウジアラビアのムハンマド皇太子からの要請を受け、北アフリカのスーダンの和平仲介に乗り出すと表明しました。

トランプ大統領:
ムハンマド皇太子がスーダンについて非常に重要なことを私に望んでいる。我々はスーダンの問題に取り組む。考えてもいないことだった。

トランプ大統領は、アメリカを7年ぶりに訪れているサウジアラビアのムハンマド皇太子からの要請を受け、スーダン紛争の終結に向けて和平仲介に乗り出すと表明しました。

スーダンは、国軍と準軍事組織「即応支援部隊」(RSF)の対立により、2年半以上にわたって紛争が続いていて、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によりますと、約1200万人が国内外に非難するなど「世界最大の避難民危機」といわれています。

サウジアラビアとスーダンは紅海を挟んだ位置に面していて、ロイター通信は「紛争の解決はサウジアラビアにとって国家安全保障に直結している」などと報じています。

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