中国・湖北省の高速道路で11月14日に撮影された映像には、バンバンという大きな音とともに打ち上がる花火の様子が映っています。

なぜ高速道路で花火が上がっているのかというと、花火を積んだトラックが高速道路上で事故を起こし積み荷の花火に引火してしまったのだといいます。

高速道路には多くの車やトラックが停車し、消防隊も駆け付けました。

けが人は出なかったようですが、現場は5時間にわたって渋滞したということです。

花火や爆竹を積んだ車が道路で炎上する事故は、中国で度々起きています。

2025年5月、山西省の高速道路で撮影された映像では、次々と花火が打ち上がっている様子が確認できます。

2024年12月には、河北省でも同様の事故が発生。
この時は、車から降りて見物する人も見られました。

なぜ中国で、こうした事故が相次いでいるのでしょうか。

中国では旧正月、春節などの大型連休に爆竹を鳴らしたり、花火を打ち上げたりする風習があります。

中国では、花火工場が同じ地域に集中していて、各地に長距離輸送する必要があり、花火を積んだ車の事故が多くなっている可能性があります。

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