フランスのサルコジ元大統領(ゲッティ=共同)
【パリ共同】フランスの最高裁に当たる破棄院は26日、2012年のフランス大統領選で選挙法違反罪に問われたサルコジ元大統領(70)に対し、禁錮6月の実刑とした24年2月の控訴審判決を支持する判決を下した。有罪が確定した。禁錮刑の代替として監視のため電子ブレスレット装着などの措置が取られるとみられる。 パリの裁判所は今年9月、07年の大統領選に勝利したサルコジ被告が、独裁者だったリビアの故カダフィ大佐側から巨額の選挙資金を不正に受け取れるよう側近を通じて働きかけたとして禁錮5年の実刑判決を言い渡し、被告は仮執行として刑務所に一時収監された。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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