米首都ワシントンのホワイトハウス近くで26日に州兵2人が銃撃された事件で、捜査当局は27日、容疑者はアフガニスタン国籍で、かつて米国から支援を受けていたアフガニスタンの部隊と関係があったことを明らかにした。
拘束されたのは、ワシントン州在住のラーマヌラ・ラカンワル容疑者(29)。バイデン政権下の2021年に、アフガニスタン人避難民の定住支援プログラムで米国に来たという。
パテル米連邦捜査局(FBI)長官は会見で、「容疑者はアフガニスタンで協力部隊と関係を持っていた」と説明。「この側面についても徹底的に調査している」と話した。
米メディアによると、ラカンワル容疑者は2011年ごろから、CIAが支援するアフガニスタンの準軍事組織の特別部隊に所属していたという。
検事の会見によると、ラカンワル容疑者は、待ち伏せをして発砲したという。撃たれた州兵は、サラ・ベックストロームさん(20)とアンドリュー・ウルフさん(24)で、ウェストバージニア州から派遣されてワシントンに来ていた。2人は手術を受けたが、今も重体という。
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