韓国の特別検察は3日、旧統一教会から不正に金品を受け取った罪などに問われている尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の妻・金建希(キム・ゴンヒ)被告に対し、懲役15年と罰金2億円以上を求刑しました。

尹前大統領の妻・金建希被告は、旧統一教会側から教団に対する政府支援を依頼され、高級ブランドバッグなどを受け取った斡旋収賄罪などに問われています。

3日にソウル中央地裁で開かれた裁判で、特別検察は「政教分離の原則を崩し、民主主義の根幹を崩壊させた」などと指摘し、金建希被告に対し懲役15年、罰金20億ウォン日本円で約2億円を求刑しました。

韓国メディアによりますと、金建希被告は「国民に大きな心配をおかけして心より申し訳ない」と謝罪したということです。

判決は2026年1月28日に言い渡される予定です。

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