中国野生動物保護協会は4日、フランスのボーバル動物園とジャイアントパンダ保護に関する国際協力を延長する意向書に調印したと発表した。現在フランスにいる2頭のパンダが中国に返還された後、2027年に新たなつがいを貸し出す予定だ。
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習近平(シーチンピン)国家主席は4日、マクロン仏大統領との会談後の共同記者会見で、フランスと「新たなパンダ保護の協力を展開する」と述べていた。習氏はこの日、四川省成都市を訪れたマクロン氏に同行し、親密ぶりをアピールした。
一方、現在日本にいるパンダは上野動物園の2頭のみで、来年2月に中国に返還される予定だ。高市早苗首相の台湾有事に関する国会答弁を受けて日中間の緊張が続けば、「中国は日本に新たなパンダを貸与しない」との見方もあり、そうなれば日本からパンダがいなくなる。
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