ノーベル平和賞を10日に受賞するベネズエラの野党指導者、マリア・コリナ・マチャド氏が授賞式に出席しないことが分かりました。

ノーベル平和賞の授賞式はノルウェーのオスロで日本時間の10日夜に行われます。

こうした中、ノルウェー国営放送NRKは、ノーベル研究所のクリスティアン・ベルク・ハルプビケン所長が「マチャド氏は式典には来られない」と述べたと報じました。

前日に予定されていた恒例の記者会見も、理由を明らかにしないまま中止されています。

マチャド氏は2024年7月の大統領選挙でマドゥロ政権の影響下にある最高裁から立候補を禁じられ、国内で身を隠しながらSNSで発信を続けています。

出国した場合、帰国時に身柄を拘束されるおそれがあり、授賞式への出席は不透明視されていました。

授賞式にはアメリカ在住の長女が代理で出席し、メダルを受け取る予定です。

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