グリーンランド・ヌークの海で、欧州のNATO加盟国部隊との訓練に参加するデンマーク軍=9月(AP=共同)
【ロンドン共同】デンマークの情報機関は12日までに、米国が安全保障上の潜在的な脅威だとする年次報告書を公表した。同盟国である米国に安保上の懸念を示すのは異例で、初めてのことだという。米主要メディアが報じた。トランプ米政権はデンマークの自治領グリーンランドの領有に意欲を示しており、デンマークは反発している。 報告書は10日に公表された。米国が自国の利益を優先させ、高関税の脅しなど経済的な力を利用して「自らの意思を押しつけようとしている」と指摘。米国が「同盟国に対してさえ軍事力の行使を排除していない」と警戒感を示した。 デンマークにとって主なリスクは中国とロシアだと説明した。欧州の安全保障に対する米国の関与が不透明となれば、ロシアが北大西洋条約機構(NATO)に対し、軍事力や破壊活動などを絡めた「ハイブリッド攻撃」を強化する恐れがあると分析。中国も経済的、軍事的な影響力を行使して欧米に対抗してくると指摘した。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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