タイとカンボジアの軍事衝突が国境から内陸部にまで拡大する中、カンボジア政府はタイ軍が世界遺産「アンコールワット」があるシェムリアップ州を空爆したとして非難しています。

空爆の音が聞こえたとして慌てて避難する子供たち。
カンボジア政府はタイ軍が15日、国境から50km離れたシェムリアップ州の避難所近くを空爆したと発表しました。

シェムリアップ州はタイと国境を接しておらず、観光で人気の世界遺産「アンコールワット」があります。

カンボジア側は空爆があった場所は「アンコールワット」から数十kmの距離だったと主張していて、長期化すれば観光への影響も懸念されます。

一方で、タイ軍は「空爆は軍事拠点のみを対象としている」と主張しています。

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